4月28日(火)20:00〜
アントワープ州からの視察団が「アントワープ・セントラル」を訪問しました。視察団のメンバーは、アントワープ市の副市長、報道官、観光局長ほかプレス関係者。
駐日ベルギー大使館からは大使ご夫妻と一等書記官がいらっしゃいました。
視察団が遅れたので、彼らの到着を待ちながらベルギービールを。
それぞれが「ヒューガルデン」や「レフ」を注文するなか、、、、
さすが、マリクー大使は紛れもなく完璧な「外交官」でした!
ひとりだけ「デ・コーニンク」をご注文されたのです。
もちろん!アントワープの地ビールです。
その後到着した視察団の面々は「ステラをお願いします」と言いつつ、マリクー大使のグラスを見て
「ああ〜っ、ポレケにしてください!」
* ポレケとは、デ・コーニンクのスタンダードなグラスのこと。
アントワープからいらっしゃった皆さんは、東京に「アントワープ◯◯◯」というベルジャンビアカフェが3軒あるという事実にビックリ!
その他「デリリウムカフェ」が2軒、ベルギービール専門のビアカフェが20くらいある、、という説明に ”Amazing !! “
ベルギースタイルのビアカフェで日本人のグループが食事をする場合、料理を何品かオーダーして大勢でシェアするのが普通。ベルギー人の場合、メイン料理はひとり1皿を注文して自分の食べたい料理だけを食します。ベルギー流ならば、この時にフリッツも自動的に供されるのですが、ここは日本。
フリッツは別注文しなくてはいけなかった!
大至急で作られた熱々のフリッツは「あっ!」と言う間にベルギー人のお腹に入っていきました。
皆さん声に出して言わないけれど、ず〜っと待ってたのね、フリッツを。。
そういえば、まだ日本にベルギー料理というものが知られてなかった時期、およそ20年くらい前のこと、、、
ベルギーからの視察団が東京のレストランで食事をしたそうな、、
「フリッツはないの?」という神の声に、日本人の随行者は「はい!只今お持ちします!」と言ってマクドナルドのフライドポテトを買いに走り出した、、という有名な話があります。
それからの教訓「ベルギー人には 芋(ポテト)を出すのを忘れるな!」
まっ、ベルギー人にとってフリッツは日本人のお米(ごはん)ですからね!
大満足の視察団団長から、アントワープ・セントラルの住友シェフにアントワープのシンボルロゴ「A」のピンバッジがプレゼントされました。