FOODEX 2009 第4日め(最終日)
朝から雨。天気予報で解っていたとはいえ、冷たい雨が恨めしい。。。
JR海浜幕張駅から幕張メッセまでの通路は、屋根はあるものの海風が強くて濡れてしまうので、来場者の方々も大変です。会場内に入ってしまえば、天気/気温なんて忘れてしまうのだけど。
毎年、FOODEX会場のベルギービール広報センターのブースから来場者を観察して、お客様の変化を感じます。
以前は、、、、
ベルギーのポテトフライをお口に入れて
「ビールビール!、、うわっ、ナニ!この味!」と驚かれる方も多かった。
あらゆる酒を飲んでベルギーに辿りついたヘロヘロの真っ赤なオジサンが
「これ、ビールかあ??」(...はい。ベルギーのビールです。)
「ベルギービール??(試飲をして) やっぱりビールはキリン!」 (....グッ、と拳を握りしめる)
「黒、黒ビールはないの? ギネス。」(ギネスはアイルランドですね。ここはベルギーですウ。)
・・・・
「ぐ・ぐやし〜い」とか「まだまだ道は遠いなあ。。」とカウンターの下で地団駄を踏むことの連続でした。
ところが最近2〜3年は変ってきました。
「あ〜っ、ベルギービール知ってる知ってる!」
「ベルギービールだあ、ちょっと飲んで行こうよ!」
「シメイ、ベルギーで一番有名なビールなんだよ」
「やっぱり、美味いねえ、、」
少なくとも5〜6年前に比べて
「ベルギービール」の存在を知る方々の年齢層が広がりました。
お取扱いのお店でない、消費者の立場の方々でビールのブランドを指名する方が増えました。
嬉しい変化です!
ご愛嬌で、今年はこんな女性の方がいらっしゃいました。
「あら、ベルギービール広報センターね。(シメイホワイトを試飲して)まあ〜ドイツの白ワイン美味しいわ〜。」(それ、ベルギーのビールなんですけど。)
FOODEX最終日がそれまでの日と違うのは、午後3時を過ぎてから。
販売をしているブースでは午後3時くらいから大売出しをしたり、
海外からの出展企業は、商品を持ち帰るのが大変なので、商品を譲ったり、配ったり。
数年前は、スペインやギリシアのオリーブオイルが届けられたこともありました。
今年は、オーストラリアの出展者が「インターナショナル・トレード!このビーフジャーキーは日本で1個600円だから、2個でビール3本と交換してくれない?」と何度も交渉に来ました。
シメイ3本とか、ティママン3本とかと物々交換なのですが、果たしてこれがフェアートレードなのか。。。手元にビーフジャーキーの袋が3つ。ベルギーのビール関係の他ブースで同じ袋を幾つも目撃しました! ありゃ、同じ手口でやっとるな!
オーストラリア人はビール好きなのでしょう! それともそのジャーキーはビールが欲しくなる味なのかしら?
「最終日=撤収」なので、雨は辛いのです。
ベルギービール広報センターは輸入メーカーの相乗りブースなので、それほど大騒ぎではないのですが、ビールサーバーやビール樽を運ばなくてはいけない輸入メーカーの皆さんは大変です。
午後4時を回ったあたりから、、
ラテン系のイタリアやスペインはの〜んびりですが、ベルギーパビリオンの各ブースは、撤収の準備に取りかかります。これが見事に速い!
我がブースの三井食品のSさん(別名:半袖王子)の撤収はスゴイ!棚のビールやPOSを瞬く間に片付けて風のように台車で走り去った!
池光エンタープライズのFさんは「このビールはサンプルでお持ち帰りくださ〜い」と。
それぞれの FOODEX 2009が終了しました。
出展国: 59カ国 出展企業:2,393社
来場者数 合計 78,538名
3/03(火)17,010 名
3/04(水)21,155 名
3/05(木)21,498 名
3/06(金)18,875 名
そしてベルギー出展仲間の合言葉は
「また、来年お会いしましょう」
FOODEX 2010 は、2010年3月2日(火)〜3月5日(金)